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後縦靭帯骨化症

訪問マッサージの現場で多くはないですが、稀に遭遇する「後縦靭帯骨化症」です。

指定難病の一つで、公費対象にもなっているこの病気について解説していきましょう。

後縦靭帯骨化症はどんな病気?

後縦靱帯骨化症とは、椎骨の後縁を上下に連結し、背骨の中を縦に走る後縦靭帯が骨化した結果、脊髄の入っている脊柱管が狭くなり、脊髄や脊髄から分枝する神経根が押されて、感覚障害や運動障害等の神経症状を引き起こす病気です。骨化してしまう脊椎の部位によってそれぞれ頚椎後縦靱帯骨化症、胸椎後縦靱帯骨化症、腰椎後縦靱帯骨化症と呼ばれます。

脊椎を構成する椎骨の主要部分である、椎体の後ろを走行する後縦靭帯が、何らかの原因で骨化し、脊柱管を通る脊髄を圧迫してしまい、上肢や下肢に様々な神経症状や運動障害を引き起こす病気です。

後縦靭帯骨化症の属性

病気が発症するのは中年以降、特に50歳前後で発症することが多く、男女比では2:1と男性に多いことが知られています。また、糖尿病の患者さんや肥満の患者さんに後縦靱帯骨化症の発生頻度が高いことが分かっています。

後縦靭帯骨化症の患者さんはどのくらいいる?

国内の一般外来を受診する成人の頚椎側面単純レントゲン写真からの調査では、骨化が見つかる頻度は、1.5%から5.1%、平均3%と報告されています。しかし、レントゲン写真で骨化があっても必ずしも全員が症状を出すわけではなく、実際に症状が出現するのは一部の人です。

平成23年度の報告では、後縦靭帯骨化症として登録されている患者数は約2万4千人でした。ただ、正しく診断されていない潜在的な患者さんも含めると、もっと多いと推測さています。

背骨のどの位置で発症するの?

前述した平成23年度の報告では、頚椎で発症した患者さんが約7割、胸椎が約2割、腰椎が約1割となっていますが、頚・胸椎や胸・腰椎など複合的に発症している場合も多いようです。

後縦靭帯骨化症の症状

頚椎にこの病気が起こった場合に最初にでてくる症状として、首筋や肩甲骨周辺・指先の痛みやしびれがあります。

さらに症状が進行すると、次第に痛みやしびれの範囲が拡がり、脚のしびれや感覚障害、足が思うように動かない等の運動障害、両手の細かい作業が困難となる手指の巧緻運動障害などが出現します。重症になると立ったり歩いたりすることが困難となったり、排尿や排便の障害が出現したり、一人での日常生活が困難になることもあります。

胸椎にこの病気が起こると体幹や下半身に症状がでます。初発症状としては下肢の脱力やしびれ等が多いようです。重症になるとやはり歩行困難や排尿や排便の障害が出現することもあります。また腰椎に起こりますと歩行時の下肢の痛みやしびれ、脱力等が出現します。
すべての患者さんにおいて症状が悪化するわけではなく、半数以上の方は数年経過しても症状が変化しません。ただし、一部の患者さんでは、次第に神経障害が悪くなり、進行性の場合、手術を要することもあります。また、軽い外傷、たとえば転倒などを契機に急に手足が動かしづらくなったり、いままでの症状が強くなったりすることもあります。

数年間症状が変化しない患者さんもいれば、一部の患者さんは重症化してしまい、手術を要することになったりもします。軽い転倒などを契機に症状が一気に悪化することもあるので、移動の際は細心の注意を払いましょう。

後縦靭帯骨化症の原因

単一の原因で生じる病気ではなく、複数の要因が関与して発病すると考えられています。

この病気に関係するものとして、遺伝的素因、性ホルモンの異常、カルシウム・ビタミンDの代謝異常、糖尿病、肥満傾向、老化現象、全身的な骨化傾向、骨化部位における局所ストレス、またその部位の椎間板脱出などいろいろな要因が考えられていますが原因の特定には至っていません。特に家族内発症が多いことから遺伝子の関連が有力視されています。

後縦靭帯骨化症の治療法

手術をしない場合、骨化によって圧迫されている神経の保護することが治療の主目的となります。頚椎で発症した場合は、頚椎を快適な位置で保持させるため、高さの調整ができるタイプの頚椎カラーの装着等を行います。また、頚を反らせる動きは避ける必要があります。その他、薬物療法として消炎鎮痛剤、筋弛緩剤等の内服で自覚症状の軽減が得られることがあります。症状が重い場合、手術が適応になります。一般的には「後方法」と呼ばれる術式で行われますが、骨化が大きい場合などは「前方法」とよばれる術式で行われることもあります。

症状が重度の場合は手術治療をおこないます。

手術方法は骨化の状態や部位に応じて様々な方法があります。頚椎では神経の圧迫を取るため骨化部位を摘出して、その部位を自分の骨等で固定する前方法と、骨化部位はそのままにして神経の入った脊柱管を拡げる後方法があります。一般的に後方法が選択されますが、骨化が大きい場合や頚椎の配列が不良な場合などにおいては前方法が選択されることもあります。胸椎では背骨が丸くなっているため、後方法で脊柱管を拡げるだけではなく、ボルトなどを用いて固定を加える手術が行われることが多くなっていますが、前方法が選択されることもあります。腰椎では後方法が一般的です。

後縦靭帯骨化症の施術の流れ

お問合せ

無料体験のご希望、質問など

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直接TEL、LINEでのお問合せでも大丈夫です。

翌日までには、返信させて頂きます。

無料施術体験

無料体験日程を決め、実際に無料施術を体験して頂きます。

その時に、身体や疾患の事を詳しく聞かせて下さい。

その後、検査をしてマッサージ施術を体験して頂きます。

最後に、同意書について丁寧に分かりやすく説明させて頂きます。

 

医師から同意書をもらう

かかりつけ医もしくは普段通院している先生に、同意書の作成を依頼してください。

同意書を依頼する医師が決まりましたら、こちらで医師に対するご依頼書と同意書をご用意いたします。

同意書が発行され次第、施術開始になりますので

お電話・メールにて同意書が届いた事をお伝えください。

初日の日程、時間を決めていきます。

 

訪問マッサージ施術スタート

初回は、再度、問診と検査をして

身体の状態を細かく把握させて頂き、

ご利用者様のご希望と合わせて治療方針を決めさせて頂きます。

その後、初回治療になります。

 

 

後縦靭帯骨化症のリハビリ

この病気のリハビリでは、神経の圧迫等により麻痺してしまった筋肉の増強や筋力の維持のための運動療法や、関節の動きをスムーズにさせるための関節可動域訓練、身体のバランスを保つための歩行・座位・立位などの運動平衡訓練などが行われます。また、血流改善のために温熱療法、ストレッチ効果や筋緊張の緩和のために牽引・マッサージも行われたりします。ただ、どのリハビリもやり方によって患部の状態を悪化させる危険性もあるので、よく相談しながら行うことをオススメします。 腰椎や胸椎で発症した患者様や症状が進行してしまった患者様で、歩行が困難な場合、医師の同意の下、健康保険を利用し、ご自宅にて訪問マッサージや運動療法などを行うことも可能です。お困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談・お問い合わせください。

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